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CS-Column no.53
東都大学野球2012春リーグ展望!

カテゴリ:野球部


トップレベルの大学野球を観に行こう!



 長らく言われてきた「人気の六大学、実力の東都」。この言葉は近年でも顕著であり、それを実証するように春に行われる全日本大学野球選手権、秋に行われる明治神宮大会ではそれぞれの近年10大会のうち、ともに5回ずつ東都大学野球連盟からの出場校が日本一を成し遂げている(六大学は春秋2回ずつ)。
 またここ数年では「戦国東都」とも形容されるようになり、その激しさは増している。



戦国東都の恐怖



またしても悪夢は繰り返された―。
 2011年春、2010年の秋優勝に輝いた國學院大學が2部へ降格した。前年秋の優勝チームが翌年春に所属リーグで2部へ降格するのは、2010年春の立正大学に続き2年連続。2009年秋にはプロにも多くの選手を輩出し、長らく強豪であった青山学院大学が52季ぶりに降格している(1シーズンで1部復帰)。「戦国東都」の怖さが近年如実に現わされている。
「優勝が目標と言えば聞こえはいいが、まずは最下位を回避したいのが本音」と青山学院大学の河原井監督が語るように、どの指揮官も同じ気持ちを抱いているはずだ。

 

名勝負必至!投打に注目選手ぞろい



 まずなんといっても最大の注目は今秋のドラフトの目玉、亜細亜大学・東浜(4年・沖縄尚学)。昨秋ついに優勝投手となり、「打倒東浜」を口にする選手は多く、その包囲網をどう打破するか。
東浜に加え、青山学院大学・福島(4年・大阪桐蔭)、中央大学・島袋(2年・興南)と甲子園優勝投手が3人も在籍。また各大学2番手3番手の投手の中にも今秋そして将来のドラフト候補がおり、非常にレベルが高い。
 迎え撃つ打者陣もセンバツ甲子園で東浜とともに優勝した中央大学・西銘をはじめ好打者揃い。今年開催される世界大学野球選手権のための強化合宿が昨年12月に行われ、東都連盟からは2部2人を含む9人の野手が選出(投手は3人。東浜は故障のため辞退。)されるなど好打者揃い。プロでもいずれ実現されるであろう戦いがここ神宮でもう見ることができる。各校の名誉と誇りを背負い、一戦必勝のリーグで相まみえる。

 

各大学展望

 

 亜細亜大学は昨秋青山学院大学との優勝決定戦を制し優勝。2季連続優勝を狙う。

 最大の強みは盤石の投手陣。エースはもちろん東浜。今春からは高校の1年後輩であり、センバツ甲子園で優勝した際もバッテリーを組んでいた嶺井(3年)がケガから復帰したことも大きなプラス要素だ。東浜の他にも、昨秋2回戦の先発を任され5戦無敗の九里(3年・岡山理大付)、身体能力の高い山崎(2年・帝京)も控える。野手陣も副将の髙田(4年・岡山理大付)ら優勝経験メンバーに、俊足自慢の山下(1年・九州学院)も加わり、厚みを増した。

 青山学院大学は昨秋惜しくも優勝決定戦を落とし、雪辱に燃える。

鍵を握るのは最終学年を迎えた福島。かつての甲子園優勝投手もケガに苦しみ、「彼の1番良い時を知っているからこそ、まだ本来の力を出せていない」と河原井監督も話すように満足な結果を残せていない。一方で「彼が良くなれば、相乗効果でみんな良くなる」と語るように、福島の活躍で昨秋好投した斎藤(3年・青森山田)、福本(2年・大阪桐蔭)をさらに刺激すれば、強力な投手陣が完成する。野手のキーマンは主将に就任した井上(4年・報徳学園)。「プレーでも引っ張っていってもらいたい」と監督の期待も高く、大学日本代表候補にも選出されている内藤(4年・千葉経大付)、杉本(3年・徳島商)とともに中軸で勝負強さを発揮したい。

東洋大学は大黒柱の藤岡(ロッテドラフト1位)が抜け、真価が問われるとともに春季リーグ6連覇、全日本大学選手権3連覇がかかる。投手陣は藤岡が抜けたものの、右サイドハンドから150km/hの直球を投げ込む藤田(4年・浜田)、能間(3年・桐蔭学園)、土肥(4年・埼玉栄)、佐藤翔(4年・東洋大姫路)、ら駒が揃い、1年生にも甲子園で活躍した原(1年・東洋大姫路)が加わった。近年は永井(現楽天)、大場(現ソフトバンク)、藤岡と「投手力の東洋」というイメージであったが今年は強力打線がウリ。鈴木(ロッテドラフト4位)は抜けたが、「なぜこんなに伸びるかというぐらい伸びた」と高橋監督が絶賛した主将の緒方(4年・PL学園)をはじめ、戸田(4年・前橋工)、山口(4年・PL学園)岡(4年・日大三)と抜け目のない打線は他校の脅威だ。

日本大学は6季ぶりの1部復帰となった昨秋は4位となったが、今季は飛躍のシーズンを目論む。昨秋、負ければ入れ替え戦行きが決まる駒澤大学戦に完封し、チームを危機から救った湊(4年・日大高)を中心にしながらも「複数の投手を使い、何人かの投手が力を合わせ1試合を乗り切る形になると思う」と仲村監督も語るように、継投策も勝負を決する鍵となってくる。打撃陣を引っ張るのは4番の村田(3年・PL学園)。「4番サード村田背番号25」は日本大学OBで現巨人の村田修一と一緒。「名を汚せないというプレッシャーも強く感じてはいるが、自分は右方向への強い打撃を意識したい」とつなぎにも徹する構え。多くのレギュラーが残り、監督・選手ともに「目標は日本一」と声を揃える。

 駒澤大学は西村新監督を迎え、上位進出を狙う。

 投手陣を引っ張るのは井口(4年・市川越)。1部で勝利を挙げているのはこの井口のみということもあり、監督も全幅の信頼を寄せる右腕は捕手の戸柱(4年・鹿屋中央)とともにチームを牽引したい。

 野手陣は、小林主将(4年・北海)が「相手の嫌なことをする泥臭い野球」を標榜するように攻守でぬかりのない野球を見せたい。不動の4番でプロも注目する白崎(4年・埼玉栄)の爆発にも期待だ。12月から2ヶ月間監督が決まらず、西村監督の就任は2月と出遅れたが、小林主将を中心に「4年生が妥協したら下級生がついてこない」と厳しい練習を冬場に行い、チームの雰囲気はとても良い。「1戦1戦大事に戦い、その中で結果が出てくる」(西村監督)と虎視眈々と上位を狙う。

 中央大学は昨秋では最下位と低迷したものの、秋田新監督のもと優勝を狙う。

 投手陣は島袋と鍵谷(4年・北海)の2枚看板。特に一昨年の春夏甲子園優勝投手の島袋は「自分がやらなきゃいけないという気持ちが前に出てきた」(秋田監督)と不本意に終わった昨シーズンのリベンジに懸ける気持ちはとても強い。

 攻撃に関しては秋田監督が「打者はバットを持っているんだから振らなきゃ意味がない。バントやスクイズをあまりしない積極的攻撃野球をしたい」と語るように、プロ注目の西銘を筆頭にした打線で、好投手ぞろいの東都に野性味あふれる旋風を巻き起こす。

 

 冒頭にも書いたように、優勝校や強豪でさえも1つのプレーやミスで2部降格の危機にひんしてしまう東都大学野球。裏を返せばそれだけ実力が拮抗しており、昨春降格した國學院大學がチームとして掲げた目標の「まず春に1部昇格をし、秋の東都を優勝して明治神宮大会での日本一」も他のリーグでは考えられないことだが、東都においては決して夢物語ではない。

 どのチームにもプロ注目の選手がおり、どのチームにも優勝と降格の可能性がある。そんなエキサイティングなリーグが4月1日の1部リーグを皮切りにスタートする。

 そして学生野球らしいはつらつとしたプレー・立ち振る舞いにも期待したい。

 

 戦国東都の戦いの火ぶたは4月1日切って落とされる―。

 

 

【writer】

未記入

【プロフィール】

高木遊

1988年東京都生まれ。

○経歴:駒澤大学高校ー東洋大学社会学部ー大学スポーツチャンネル

○趣味:スポーツ観戦、ラーメンを食べること、お笑い観賞

○好きなスポーツ:ほぼすべて。

○好きなスポーツチーム:オリックスバファローズ、日光アイスバックス、福岡サニックスブルース・・・etc

○2012年イチ押し芸人 :ジクザグジギー、うしろシティ、囲碁将棋

○特技:プロ野球選手の出身校当て(100%目指し中)、ラーメンセラピー

○twitter:@you_the_ballad



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