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CS-Column no.660
【Match Report 関東大学サッカーリーグ1部 第22節 法政大学vs早稲田大学】早稲田大学、エース山内の2発で19年ぶりの栄冠!

カテゴリ:早稲田大学サッカー部


 

 

 

「金澤(拓真)くん中心にチームとして戦おうというのがすごく現れていた。それが優勝につながったのかなと思います」敗れた法政大学の主将・田代雅也(4年・武南)は対戦相手についてこう語った。この言葉がこの日、早稲田大学が19年ぶりに栄冠を手にすることが理由と、彼らの強さの要因を端的に表している。

 法大はインカレ出場のために、そして早大は優勝のために。目標は違えどこの試合において両チームが求めていたのは勝利のみであった。引き分けも許されない。そういった状況の中で90分をトータルで見たら、支配をしていたのは敗れた法大かもしれない。特に前半は「9割型押していた」と法大・田代が言えば、「前半は完全に相手のゲームだったと思う」と早大・奥山政幸(4年・名古屋U-18)が振り返るように、法大が攻め込み、早大が耐える時間帯が続いていたのは事実。

 

 しかし、そんな厳しい試合の中でも0に抑えれば、巡ってきたチャンスを確実に仕留められるだけの力を持つFWがいる。それが今年の早大だ。53分、この日抑えこまれていた2トップの一角である宮本拓弥(4年・流通経済大付属柏)がゴール前左でボールを収めると、背後を回った山内寛史(3年・國學院久我山)へヒールパス。完璧なファーストタッチで抜けだした山内がこれをゴール左隅に沈め、耐え忍んでいた守備陣に恩返しとばかりの先制点を決めた。

 「1点目に関してはその時間帯で自分のところにボールが集まってきていましたし、正直、この時間帯で取れるなと思っていたので。1回宮くん(宮本)に当てて前の高い位置で起点ができた瞬間にダッシュで相手を置き去りにして、自分のスペースに走り込めたので。あとは、あの角度は得意な形」と殊勲の先制点を山内は振り返った。だが、幾度も自身のゴールでチームを救ってきた早稲田の10番はこれだけに留まらない。その4分後、先制点を沈めた同じエリアにドリブルで侵入し、DFを1枚剥がしてGK富澤雅也(4年・前橋育英)と1対1に持ち込む。抜きにかかった瞬間に進路を阻まれながらも、こぼれたボールを押し込んで法大を突き放す2点目を沈めた。

 法大はその後、攻撃的なカードを順々に切っていき、終盤には田代を最前線へ送り込みパワープレーを遂行。しかし、早大は奥山と金澤拓真(4年・横浜FM・Y)を中心とした守備陣を中心にバイタルエリアに鍵をし、簡単にシュートシーンは作らせない。結果的に90+1分に失点を許したものの、集中力を切らさず最小限に抑えきった早大守備陣は評価して然るべきだ。

 苦しい展開の中でもリーグ随一の耐久力がある守備陣、そして少ないチャンスでもしっかりそれをものにできるクオリティと勝負強さをもった攻撃陣。ここの調和を保ち続けることができたからこそ、彼らは19年ぶりの歓喜の瞬間に立ち会えたと言えるだろう。

 「ここがゴールではなく、自分たちは永続的に頂点に立つことを目標としている」古賀監督は力強く言い放った。これはゴールではなく、スタートだと。頂点からの景色を初めて経験することになった選手達のこれからの戦いは簡単ではないことは確かだ。ただ、ここからの苦難を乗り越えてこそ、更なる強さを手にすることができることもまた、間違いない。

 

 法政大学 

POS 番号  名前 学年   採点   寸評 交代
GK 1 富澤 雅也 (前橋育英) 4 5.5 2失点目はチャンスがあっただけに、止めたかった  
DF 2 山田 将之 (青森山田) 3 5.5 失点は共に彼の位置から崩されてしまった  
DF 4 柳沢 拓希 (前橋育英) 3 5 完全に山内に翻弄され、2失点目を与えてしまった  
DF 22(C) 田代 雅也 (武南) 4 5.5 「来季に繋がる」1点は魂を込めた主将のアシスト
MF 23 黒柳 駿 (浜松開誠館) 3 5 攻守において効果的な動きを出来たとは言い難い  70'
MF 10 西室 隆規 (鹿島Y) 4 5.5 前半は攻撃を動かすも、徐々に攻め手を欠いた  
MF 17 武藤 友樹 (八千代) 2 5.5 決定機に幾度か絡むが、どれかを決めたかった  
MF 14 白石 智之 (前橋育英) 4 5.5 技術の高さは随所に見せたものの、結実せず 66'
MF 15 上田 慧亮 (前橋育英) 2 5.5

優勢の前半に顔は出したが、決定機には現れず

 
MF 9 永戸 勝也 (八千代) 3 6 突破とクロスで違いを見せるも、あと一歩足りず  
FW 25 ディサロ 燦 シルヴァーノ (三菱養和SC・Y) 1 5.5 前半35分までは存在感も、そこから萎んだ 68'
SUB      
MF 8 青島 拓馬 (浜松開誠館) 4 5 得点が欲しい状況で流れを変えることは出来ず  
MF 34 土橋 優樹 (川崎U-18) 2 5.5  ボールを持てば積極的に前へ付けてリズムを作る  
FW 24 玉田 晃太郎 (桐蔭学園) 2 6 一矢報いるゴールも、その前のチャンスを決めたい  
監督   長山 一也   5.5 早稲田の強かさに屈する。この悔しさを来年に  

 

 

 早稲田大学 
POS 背番号 名前 学年 採点 寸評 交代

GK

1 後藤 雅明 (國學院久我山) 3 6.5 最終盤に失点も、それ以外は安定してゴールを守った  
DF 2 新井 純平 (浦和Y) 3 6.5 攻撃は抑え、守備に徹する。永戸との対峙は見応えあり  
DF 3 奥山 政幸 (名古屋Y) 4 7.5  金澤と共に相手の猛攻を耐え切り、FW陣に力を与える  
DF 4(C) 金澤 拓真 (横浜FM・Y) 4 7.5  終始途切れぬ声と簡単にやらせぬ守備は早稲田の武器  
DF 12 八角 大智 (流通経済大付属柏) 4 6.5   自サイドでの守備ではほぼ、相手にやらせなかった  
MF 6 平澤 俊輔 (JFAアカデミー) 3 6.5   前半は相手を捕まえられず苦しむも、後半は安定感あり  
MF 14 小林 大地 (流通経済大付属柏) 3 6.5   局面を変える左足の技術もありつつ、守備でもハードワーク  
MF 7 田中 太郎 (藤枝東) 4 6.5 立ち上がりから前へ前への意識を出し、相手を押し込む 80'
MF 15 秋山 陽介 (流通経済大付属柏) 2 6.5  守備の時間がほとんどの前半でも、球際の局面は戦った 74'
FW 9 宮本 拓弥 (流通経済大付属柏) 4 7 先制点を呼ぶヒールパスは見事。出し手として活躍した  
FW 10 山内 寛史 (國學院久我山) 3 8.5 幾度もチームを救ったエースの2発が19年ぶりの歓喜を呼ぶ  
SUB      
MF 5 大丸 瞬 (早稲田実業) 4 - 時間短く、評価なし  
MF 18 鈴木 裕也 (武南) 2 6 相手のアーリークロスに苦戦も、集中力を保ち守った
             
監督    古賀 聡    8 流れの悪い前半から一転させ、最後はしっかり試合を締めた  


MOM 早稲田大学 FW 11 山内寛史(3年・國學院久我山)

【writer】

Reona Takenaka

【プロフィール】

平成元年生まれのロンドン世代。2011年よりCSParkのサッカーライターとして活動を始め、今年度は引き続き関東大学リーグの取材をしつつ、『EL GOLAZO』にて川崎フロンターレの担当記者を務める。2012,2013年度は湘南ベルマーレ担当。ライター以外にも様々な業務をこなす。愛するクラブはドイツ・ブンデスリーガ1部のウェルダー・ブレーメン。

>>> Twitter: @reona32
>>> Blog:http://reonatakenaka.com/



カテゴリ:早稲田大学 サッカー部

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