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CS-Column no.668
【Match Report 第64回 全日本大学サッカー選手権 準々決勝 関西学院大学vs流通経済大学】

カテゴリ:関西学院大学 流通経済大学サッカー部



 

 2014年のインカレ決勝のカードが準々決勝で実現した。

昨年は、流通経済大学が延長戦の末、関西学院大学を下し、優勝を勝ち取ったのも記憶に新しい。だが、昨年と大きく違うのは、今夏に関西学院大が総理大臣杯を制した事だろう。関西学院大にしてはリベンジとは言え、暫定日本一の重圧が大きかったはずだ。西の王者はその重圧を軽やかに跳ね除ける事は、すぐには出来なかった。

 前半から関西学院大のエースである呉屋大翔(4年・流 通経済大付属柏)には、執拗なマークが付く。田上大地(4年・流通経済大付属柏)と今津佑太(2年・流通経済大付属柏)が呉屋へのケアに奮闘。関西学院大 は小林成豪(神戸U-18)がサイドから起点となりクロスを供給するも、中央で完璧なディフェンスを実践した流経大の前に阻まれる。すると、流れは段々と 流経大ペースに。

 後 半に入ると、「小林(成豪)を中央に入れると変化が起こる」と関西学院大・成山一郎監督は語る様に、小林がトップ下に入り、ボランチに小野晃弘(4年・藤 枝明誠)を投入。ボールの保持率を高めてゴールに迫っていくが、流経大の整理された守備を崩すことが出来ずにいると、71分に失点を喫す。左サイドを ジャーメイン良(2年・流通経済大付属柏)が突破し、クロスを上げると、星野秀平(2年・流通経済大付属柏)が合わせて、先制点を許してしまった。

 脳裏に敗北という2文字がよぎり始めた試合終了10分前、チームを救ったのは呉屋だった。

  81分、ジャーメインがカウンターからドリブル突破でGKと1対1になり、PA内で倒される。PKかと思われたが、主審はジャーメインのシミュレーション と判定。するとこの一瞬の間に流経大の選手の足が止まる。「PKかPKじゃないかで、切り替えが遅くなった」(流通経済大学・中野雄二監督)。この間にプ レーをすぐ再開しボールを運んでいた森信太郎(3年・大分U-18)がゴール前にクロスを上げると、呉屋が倒れこみながら左足を振りぬくボレーで同点弾を 決める。

このゴールに関しては「呉屋が素晴らしかった」と敵将・中野雄二監督も脱帽。このゴールが決まると、流れは一転し、関西学院大ペースに。延長戦も試合を支配し続けた関西学院大は米原祐(3年・作陽)がFKからヘディングを突き刺すと、見事な逆転勝ちで準決勝に駒を進めた。

 「も う1回、流経と試合を出来た事が1番の勝因。流経に力を引き出させてもらった」と成山監督は語る。昨年の悔しさをを見事に勝利に変えた関西学院大は、準決 勝で明治大学と戦う。「次は明治なので、また気を引き締めて戦える」(成山監督) 。準決勝もまた激戦必死である。

 関西学院大学 

POS

背番号

名前

学年

採点

寸評

交代

GK

1

上田 智輝 (京都U-18) 

6

中村のスーパーミドルを見事に防ぎ、相手の追撃を阻止した

 

DF

28

高尾 瑠(名古屋U-18)

1

  6 スプリントの回数の多さで勝負あり。決定的なクロスを供給

 

DF

15

米原 祐 (作陽)

7

見事なヘディング弾を叩き込み、チームを準決勝に導いた

 

DF

3

井筒 陸也 (初芝橋本)

4

6

失点時はマークを見失う。その後は最後まで集中を切らさず  

DF

16

小川原 一輝 (関西学院)

小林と共に、左サイドを攻めこむ。守備では自サイドは破らせず

 

MF

7

徳永 裕大 (G大阪Y)

5.5

押し込まれた時間帯に、自分達でボールを支配したかった   81’

MF

14

福富 孝也 (宝塚北)